おかゆ的 理学療法士のわたなべです。
腰痛のためのやさしいストレッチ③
床の上で行うストレッチです。
硬いと腰に負担をかける筋肉をストレッチして、
腰への負担を減らしましょう。
床の上にヒザをついて行います。
伸ばすのは、前ももの付け根です。
専門用語では「腸腰筋(ちょうようきん)」にあたる部分です。
かかとをお尻に近づけるようにヒザをグッと曲げる方法もありますが、
ももの筋肉の硬さに左右され、うまく伸びなかったりするので第一選択ではないかと。

力みすぎて裏ももをつる人も多かったり・・・
では、やっていきましょう!
やり方
①膝立ちの姿勢から、片脚を前に出します。
②体重を前に乗せていきます。
③視線は真っ直ぐ。
後ろ足のももの付け根が伸びていることを意識しつつ・・・
④20秒キープ
好きな曲でも口ずさみながらでも、
テレビを見ながらでもOK
しっかり20秒。
よろしくお願いします。
このストレッチで腰が辛くなる方や、
このストレッチが楽すぎる方は、下段おまけ②へ。
おまけ①:よりしっかり伸ばすには
視線が下がっているとストレッチ効果が半減します。適度に体を起こして行います。

目線をあげましょう
おまけ②:ちょっと腰にくるかもという方に
今回のストレッチで腰が辛い方には、2つの別法があります。
【その1:直接マッサージ】
前から触って一番飛び出ている腰骨のすぐ下のエリアを、マッサージします。
拳を使うのがいいかと思います。
長くても1回2分くらいを目安にお願いします。
【その2:別の方法】
おすすめではないと書いた、
かかとをお尻にくっつけるようにヒザを曲げる方法です。
もも全体が伸びるけど、
目的の付け根が伸びないといったことも多いのですが・・・
ヒザが良く曲がる方には効果的なこともあります。
一応やり方をまとめています。
今回のストレッチが楽すぎる(効かない)方は、
股関節の後ろ側(お尻)を伸ばした方が効果的な可能性が高いので、載せておきます。
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