セラピスト兼トレーナーのわたなべ です。
今回は、骨盤ベルトは必要なのか、選び方、巻き方について解説します。
初めて使用を考えている方は買うかどうかも含めて悩むと思います。
参考になれば幸いです。
骨盤ベルトについてはマイナスな意見もあると思います。
【使い心地】
・窮屈で動きにくい
・かぶれなど皮膚トラブル
・面倒くさい
【効果】
・効果がよくわからない
・逆効果
・締め付けが良くない
主観的な感想については、人により様々だと思います。
効果について医学的な立場から意見をまとめると、骨盤ベルトは使ったほうがいいという意見が多いです。
妊娠・出産に伴うダメージが、その時だけのものでは済まないことが多く、
骨盤周りの機能低を引き起こします。
その機能低下が諸症状の引き金になっていることが多いのですが、
骨盤ベルトの正しい使用で機能回復のきっかけを作ることができます。
骨盤ベルトの正しい使用で機能回復のきっかけを作ることができます。
そもそも強くしめる必要はない、巻き方がある、という正しい情報をお持ちでない方が多く、
使い方を誤っているか、特別な損傷などがあり適応外、ということがマイナスの意見につながっているのではと考えています。
使い方を誤っているか、特別な損傷などがあり適応外、ということがマイナスの意見につながっているのではと考えています。
どうかイメージに惑わされず、ぜひ使ってみてください。
インターネットで見ても、たくさん種類があってどれを選べばいいのかわかりませんよね。
3,000〜4,000円程度の価格帯のものでも良いものは結構あります。
【素材】
シリコンやゴムなど通気性の悪いものは避けましょう。
【形状】
幅が広い方がホールド感がありそうですが、大切なことはホールド感ではなく、
目的のゾーンからはみ出さないことです。
目的のゾーンからはみ出さないことです。
5〜7cm程度の幅がいいです。
お尻の部分は多少幅が広くなっていてもいいですが、
基本的には全長同じ幅で構いません。
基本的には全長同じ幅で構いません。
使い勝手がよくコスパもいいものの例として一つピックアップしておきます。


【巻く高さ】
脚を開閉した時に骨盤の横にできるくぼみの高さに巻きます。
※上すぎると、骨盤底筋群などにさらに負担がかかり逆効果です。
ウェスト近くに巻きたい気持ちも分かりますが、グッと堪えてください。
それこそ意味のない矯正です。
【巻き方】
高さが決まったら、ベルトの真ん中を尾骨(お尻の割れ目)に合わせます。

尾骨を軽く前上に引くようにイメージして、マジックテープを止めます。

【巻く強さ】
きつく巻かないでください。
目安は、指が2〜3本スッと入る程度です。
これで完成です。
ウェストよりかなり下、骨盤というかお尻じゃん!と思ったかもしれませんね。
でも合っています。
でも合っています。


横から見た感じ。

考えていたより窮屈ではないことに驚くと思います。
そして、何日か使うと自然とお腹周りに力が入りやすなるのがわかると思います。
座って過ごす時など、たまに外す時間も作って大丈夫です。
頑張って一日中つけて嫌になるより、少しずつでも習慣づけてもらえたらと思います。
頑張って一日中つけて嫌になるより、少しずつでも習慣づけてもらえたらと思います。
歩く時間が長い、立って作業する、そういう時を優先してつけてください。
装着のタイミングは調整しても、半年間くらいはつけられるとベストです。
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